
新しい視点から多角的に読み解く「地理」と「戦略」の重大な関係。奥山真司の訳と解説による日本語版、シリーズ完結!
| 著者 | コリン・グレイ 編著 ジェフリー・スローン 編著 奥山 真司 訳・解説 |
|---|---|
| ジャンル | 人文・社会 > 政治 人文・社会 > 政治 > 国際政治・地政学 |
| シリーズ | 「地政学」奥山真司の本 |
| 出版年月日 | 2010/06/23 |
| ISBN | 9784772704861 |
| 判型・ページ数 | 4-6・264ページ |
| 定価 | 本体3,800円+税 |
| 在庫 | 在庫あり |
目次
(奥山真司)
逃れられない地理
(コリン・S・グレイ)
帆船時代における天候、地理、そして海軍力
(ニコラス・ロジャー)
地理と戦争の関係について
(ウィリアムソン・マーレー)
ドイツ地政学・・・ハウスホーファー、ヒトラー、そしてレーベンスラウム
(ホルガー・ハーウィッグ)
ロシアの地政学における事実と幻想
(ジョン・エリクソン)
訳者解説・あとがき《地政学の理論と「コントロール」という概念》
(奥山真司)
★原著「Geopolitics, Geography and Strategy」の後半「第2部」を訳出。
前半「第1部」は『戦略と地政学1・進化する地政学』として09年7月刊行済み。
内容説明
『進化する地政学』に続く、シリーズ第2弾。(本巻で完結)
戦略学からのアプローチによる貴重かつ重要な考察を精選。
イギリス海軍史、アメリカの「戦争方法」、
さらに、ナチス・ドイツ、ソ連崩壊後のロシアまで。
各章ごとに訳者・奥山真司による解説付き。
★「訳者まえがき」より
本書はコリン・グレイ(Colin S. Gray)とジェフリー・スローン(Geoffrey Sloan)という二人のイギリスの古典地政学側の学者によって編纂された、Geopolitics,Geography and Strategy の全訳本である。この原著の元になったのは、1999年に『戦略研究ジャーナル』(The Journal of Strategic Studies)誌の特別号で発表された論文である。
各章の著者たちは若手の研究者からその分野の大御所まで、英米の研究者を中心にした多彩な顔ぶれである。詳しくは訳者である私がそれぞれの章の冒頭に著者たちの簡単な経歴と論文の読みどころを書いているのでそちらを参照していただきたいが、目次を見ておわかりの通り、典型的な「古典地政学」のものから現代的な「批判地政学」を代表するものまで、扱われているテーマはかなり多岐にわたっており、また論文自体も書かれたのは十年前であるにもかかわらず、まったく古さを感じさせない新鮮なものばかりだ。
■編著者:コリン・グレイ(Colin S. Gray) ■編著者:ジェフリー・スローン(Geoffrey Sloan)
1943年生まれ。キール大学で博士号取得、1984年卒業。英国レディング大学政治・国際関係論学院教授。同大学院戦略研究センター所長。専門は安全保障や戦略研究。1970年にオックスフォード大学で博士号を取得後、英米カナダの各大学で教員をつとめる。英国国際戦略研究所で副研究部長を務めたのをきっかけに二重国籍を取得して英米の両政府のアドバイザーとなり、ハドソン研究所の上級研究員をつとめた他にもワシントンにシンクタンクを設立。レーガン政権では主に核戦略の担当のアドバイザーを五年間務める。著書には『現代の戦略』(Modern Strategy,)をはじめとしたクラウゼヴィッツ的な視点から戦略論を説いたものが多く、その他にも戦略文化、シーパワー論、エアパワー論、スペースパワー論、特殊部隊論、軍備管理、軍事における革命(RMA)、地政学などの分野で積極的に発言。邦訳には『核時代の地政学』(紀尾井出版、1982年)、『戦略の格言』(芙蓉書房、2009年)がある。
1955年生まれ。英国レディング大学政治・国際関係論学院講師。同大学院部長。専門は軍事史や地政学理論、インテリジェンス研究など。1987年に英国キール大学で博士号を取得後、ダートマスの英国海軍兵学校で教員や学部長などを務める。著書には博士号論文をもとにした『アメリカの戦略戦略政策における地政学』(Geopolitics in United States Strategic Policy, 1890-1987)の他に、『二十世紀におけるイギリス・アイルランド関係の地政学』(The Geopolitics of Anglo-Irish Relations in the Twentieth Century)など、主に地政学に関係したものが多い。英国の軍事関係者が集うマッキンダーフォーラム(mackinderforum.org)を主宰。
■翻訳&解説:奥山真司(オクヤマ マサシ)
カナダのブリティッシュ・コロンビア大学卒業。現在は英国のレディング大学大学院戦略学科博士号課程在籍中。米国地政学研究家。国際平和協会主任研究員。著書に『地政学:アメリカの世界戦略地図』(五月書房:2004年)、訳書に『大国政治の悲劇』(J. ミアシャイマー著、五月書房:2007年)、『戦略論の原点』(J.C.ワイリー著、芙蓉書房:2007年)、『米国世界戦略の核心』(S. ウォルト:五月書房2008年)、『平和の地政学』(N. スパイクマン著、芙蓉書房:2008年)、『戦略の格言―戦略家のための40の議論』( C. グレイ著、芙蓉書房:2009年)などがある。blog「地政学を英国で学ぶ」: http://geopoli.exblog.jp/




